ホリエモンこと堀江貴文さんの新刊「自分のことだけ考える」。
タイトルだけみれば、自分だけ良ければいいという風に捉えることもできるが、決してそんな内容ではない。
人は相手のことを考えても相手が思い通りになるとは限らない。相手をコントロールすることはできない。
だったら自分のことを一番知っている自分が、自分のことだけを考え、行動することが重要だと堀江さんは言っている。
しかしそれでも行動に起こせない人が多いのも事実だ。
だったらこんな風に考えたら良いのではないのかと提言した本が、「自分のことだけを考える」だ。
ホリエモン的メンタル本の中身をさっそく紹介したいと思う。
自分がコントロールできるのは自分の心だけ
人は他人のことなど分からないのは当然だ。
相手に悪口を言われれば誰だってストレスに感じるし、腹の中でなにを思っているかなど察することはできない。
しかし悪口を言われても真に受けず、「バカなこと言っているな」「他にやることないのかな」と思うことができれば、ストレスを軽減することがはできる。
また、人が裏切るのは当たり前と思っていれば、何が起きても腹は立たない。
相手に任せたら、期待はしないけど、信じて、結果が良ければラッキーぐらいに思っているのがちょうど良い。
堀江さんはいつもそんな風に思っているそうだ。
つまりコントロールできない相手の行動や言動に神経を注ぐより、自分の心の準備をすることが重要だということを説いている。
バランスがよくても社会では得をしない。むしろ、損をする。
バランスがよいということは、可もなく不可もない状態。つまり、ほどほどの状態ということだ。
しかし、ほどほどのものが生き残れるほど、ビジネスの世界は甘くなく。
むしろ突出したサービスや商品でないと生き残れない。
しかし日本の教育は突出した人を認めず、協調性を重んじる傾向が強い。
結果バランスの悪いことを気にする人が多いが、そんなことを気にする必要性はない。
一つでも熱中できるものがあれば、それを武器に出来る。
むしろバランスの悪い方が得をすることもあるのだ。
徹底的にパクれ!
新しいことをはじめる時に、悩む暇があるなら成功した事例をパクればいい。
もちろん法律の許す範囲だが。
ソフトバンクの孫さんは、アメリカのビジネスモデルを日本に輸入しているし、元トリンプ・インターナショナル・ジャパンの社長だった吉越さんも他社の良いと思った就業規則を真似て業績を伸ばした。
考えて手を動かさない時間をつくるより、手を動かしながら考える時間を作った方が、得られることが多いという。
堀江さんらしいと言えば、どれも堀江さんらしい考えだ。
全部で49の考え方(考え方)著書に記されています。
気になった方はどうぞお手にとってお読みください。
TKAgent
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