こうでなければいけない。
いわゆる自分の中の基準。価値観。常識だ。
同じような環境にいる人とは、やはり価値観も近いものなってくる。
仕事の環境では
大企業に属している人の価値観。
中規模に属しいている人の価値観。
小規模に属している人の価値観。
組織に属していない人の価値観。
単純に4つのセグメントには分けられないが、組織の規模による価値観のズレというのはあるだろう。
子育てもそうだ。子どもを育てたことがある人。育てたことがない人。
もちろん育てたことがあるからといって皆が同じ価値観をもっているわけではないし、育てたことがないからといって全く子育てを理解しないということでもない。
しかし経験によって少なくとも、子どもとはこうだ。こうなければいけないという基準は変ってくる。
最近目にした、保育園の認可設置の問題。
色んな意見はあるが、価値観が違う人を納得させるのは容易ではないだろう。
以前他の地域でも問題になったことがあるが、この問題、解決策はないのだろうかと電車の中で考えた。
法律の問題があるので、現実的ではないが、勝手に私なりの考えを書いてみることにした。
考えその1 そもそも後から住宅街に作るのはやめる。
子どもは国の宝だ。子どもの声は騒音じゃない。そんなこと言っている奴らがおかしい。という声もあるが、やっぱり後から周りの人の同意を求めるのは難しいだろうというのが純粋な私の考え。だから後から住宅街に保育園を作るのはやめる。
以前、町工場がある地域でこんな話を聞いた。
「うるさいよ。遅くまで仕事やられちゃ。」って町工場にクレームが入ったらしい。
金属を叩く音って相当響きますからね。子どもの鳴き声よりうるさいですよ(笑
いわゆる騒音ですよ。
そしたら
「いやいや。だってここ準工業地域だから、うるいの。」
はい。終了。キミが後からここに来たんだから、諦めてね。ということらしい。
もちろん工場のだす音と子どもの声は違うというご指摘もあるが、基本他人の出す音は不快に感じるというのは、以前このブログでも書いた通りなので、うるさい、うるさくないで言い争っても解決の糸口が見えないというのが私の第1の考えだ。
考えその2 小学校と中学校のなかに保育園
もともと子どもの声がするところに、保育園を作れないのか。
例えば小学校や中学校のなか。
管轄する省庁が違うので現状では100%無理だと私も思っているが、あくまでもそのへんは無視した考えなので、ご容赦くださいね。
小学校や中学校は都心部であれば学区域に必ずある。つまり通える距離、預けやすい距離にあるといえる。
学校によっては子どもの数が減って部屋が空いている。
または校庭があるので一部を改装して利用するだけのスペースは取れる。という、勝手な推測だ。
ついでに、広場(校庭)もあるし、校舎は囲われているので安全だし、この上ない環境だと思う。
そして何より、学校の周りのご家庭は、子どもの声に慣れているので、クレームが少なそう。
考えその3 幼児から義務教育にしちゃう。
保育園とかじゃなく、幼児から義務教育にして子どもの可能性を発見する。
高校無償化と騒いでいる政党もありますが、その前に幼児教育の無償化の実現をしてくれ。
つまり、昼間は幼稚教育、夕方は保育(お預かり)機能を有する学校にする。この機能を義務教育に組み込む。そのタイミングで管轄省庁を一つに統合する。(保育園と幼稚園の縛りをなくす)
ここで働く先生は、現行の免許だと幼稚園先生の免許と保育士の免許を両方取ってもらわないといけないが、そういうスーパー幼児教育の先生を採用する。(今後はそういう教育プログラムを組んでしようする)
もちろん義務教育だから先生は公務員。
NIPPON人。みんな大好き公務員。
公務員なら先生の成り手も増えるという、勝手な想像。
もちろん朝から晩までは大変なので、先生もローテションで2交代。
ついでに小学生も学校終わったら保育(お預かり)OKにしちゃう。
ある意味、義務教育と地域で子育てバックアップ、と勝手に書いてみたが実現は難しいだろう(笑。
頭のいい人たちはもっと色んなことを考えているし、実行もしてくれている。
しかし、国という大きな組織では、簡単にシステムを変更することが出来ない。
だから、いま出来る範囲の中で対応してくださっているのだと理解しつつも、やっぱり大きな組織の価値観(常識)というものがあるんだなと思った1日だ。
TKAgent
最新記事 by TKAgent (全て見る)
- はじめてのふるさと納税 - 2020年9月26日
- 平成最期の皇居 - 2019年4月17日
- ちょっと気になるニュース - 2019年4月10日