ドコマで続ける、ドコモ。
今日はちょっとダジャレのようにスタートしてみました。(笑
iPhoneに機種変してから丸2年。いわゆるキャリアの2年縛りが終了する。
機種代金の支払いも終わるので、このタイミングで携帯の料金プランを見直そうと、ドコモのマイページ(自分の登録状況が観られるページ)にアクセスしたら
ご契約継続期間20年と2ヶ月
今まで気にもしていませんでしたが、さすがに20年を超えるとビックリ。
私がドコモと契約したときに生まれた子どもは、二十歳ってことですからね。
今の二十歳に言ったら驚かれるかもしれないが、私が契約した1997年は030から始める携帯電話の番号が少なくなり、010、020の番号がスタートした年だった。
そのせいもあってか、030の番号のついた携帯電話がやたら高額で販売されていたんです。
番号自体に価値があったというか、ステータスみたいなものなんですかね。
「古くから俺は携帯電話契約しているみたいな。」
030携帯電話はこの年、レアアイテムのように販売されていました。
「まだあります。030携帯電話」
「もう残りわずか030携帯電話」
それこそLINEをやる世代にとっては、
「電話番号ぐらいで・・・」
「おじさんたち頭狂っている」
って、言われそうです。
わたしは030への執着はなかったんですが、なぜか020より010の番号が欲しかったことは、いまでも鮮明に覚えています。そういう意味では狂っている一人だったのかも知れません。(笑
ちょうど友人も携帯を買うというので、休日二人で秋葉原に携帯電話を探しに出かけた。
今は身分保障がしっかりしていないと携帯電話は契約できないが、当時はそんなに厳しくなかった。
運転免許証を私は持っていなかったので健康保険証を持参していたが、申込用紙に名前を書き、本体金額を払ったらすぐに電話をくれた。ちなみに印鑑すら押していない(笑
「印鑑忘れました」
「いいよ。いいよ。適当にやっとくから。」
最初の支払いが請求書払いということもあったかも知れないが、当時の秋葉原の携帯電話契約ってそんなものだった。
申込用紙に記入中、ちょっとここで問題が発生した。
友人と同じ機種を購入したのだが、でてきた携帯電話の番号が、一つは010。もう一つは020スタートだった。
頭の狂っている世代に生きているおじさん達にとって、020は新参者の証。030でなくても、どうしても010を死守したいとの想いが二人にはあった。
「ジャンケンポン」
はい。見事に負ける私(笑
気落ちした私をみて、友人が不憫に思ったのか、なんと010を譲ってくれたのだ。
こいつは神かと思った。
ただ数年後、090に統一されることになり、当時の番号は意味がなくなった。頭が狂ったおじさん達の儚い思いは砕け散ったのだ。というより、すでに数年後090に統合されることがこの時点で発表になっていた。(笑
そんな優しい友人とも社会人となり、働く場所も離れているため、最近は全く連絡をとることがなくなった。
私は機種変すると電話帳を引き継がず、直近で連絡している人以外の連絡先を登録しないのだ。
一瞬だが神と崇めて彼の電話番号も今のiPhoneには入っていない。
あるとき電話が鳴り、電話番号が表示された
090-2********
見覚えのある番号だった。
そう、それは20年間、私がつけるはずの電話番号だったのだ。
(つづかない)
笑
手続きが面倒というよりは、ある程度ずっと同じものを使っていると若干の愛着のようなものがあり、キャリアを移動することができない。
結局ドコモに居続けているユーザーってこんな感じなのだろうか(笑
でもビジネスに置いて、商品やサービスに愛着を持たさせるというのはとても重要なことだ。
むつかしいかも知れないが、同じような商品、サービスになればなるほど、価格だけで判断されてしまうので、愛着を持ってもらえるブランディングは重要なことだといえるだろう。
TKAgent
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