ある記事を読んでいたら時代に関係なく一般的に売れる本の傾向というのが書かれていた。
・英語
・ダイエット
・自己啓発
これらの関連書籍は、毎年一定数発売され、中にはベストセラーになるものがある。
もちろんタイトルやアプローチ方法は書籍によって違うが、書店で一定数売れるカテゴリなので、毎年何かの形で出版社から発売されている。まさに書店、出版社にとっては必要不可欠な書籍だ。
しかし継続的に間違った方法を取らなければ、ソコソコ成果が表れることは、みんなが知っているのに、なぜ毎年書籍が発売され、売れるのだろうか。
一つは本を読むことで満足できてしまう人が多いから。または、買っただけで満足してしまう人が多いからなのかもしれない。つまり読むこと、買うことが結果になってしまっている。
これらは結果がでれば、2冊目は要らないカテゴリの書籍なのに人気であるということは、それほど間違った推測ではないだとう。
本屋に行ったことがある人なら、一度ぐらいは目を通したことがあるかもしれない、これらの関連本。
書籍の内容をみると、方法(やり方)については書いてあるが、その前に重要な継続性のあり方について書いていないことが多いことに気づきます。
または書いてあっても、冒頭または巻末に、毎日続けましょうと書いてある程度だったりします。
というより、継続性については、テクニック的な要素よりも、本人の心の問題(考え方・捉え方)の要素が大きいので言語化するのが、むつかしいのかもしれません。つまり書籍としては向かないのかもしれない。
でも
・1日で英語の読み書きが完璧になるわけではない。
・1日で理想の体型になれるわけではない。
・1日で人格者になれるわけではない。
ということはみんなが分かっている。
継続性の重要性は分かっているのに、すぐに結果を出したいと思う気持ちが強いのか途中で諦めてしまう人も少なくないだろう。結局それは自分を律することができていないとも言える。
そんな自分を分かっているのに、なぜか自分以外の人には律しようとするのか不思議でならない。そんなことを気づかせてくれた1日だ。
TKAgent
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