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今日は大好きなプロ野球の話を絡めて。
巨人から日本ハムに移籍した大田選手がはじめて規定打席に到達したというニュースが入ってきた。
ブログの読者には野球ファンでない人もいるので、規定打席について簡単に説明をすると、プロ野球のチームが1年間戦う試合数に規定数(3.1)をかけた数字を規定打席と読んでいる。
今年は143試合なので、選手は443打席に立てば規定打席に到達したことになる。
野手は通常交代がなければ1試合あたり4打席程度はバッターボックスに立つ機会ある。
毎試合出続けていれば到達するのはそれほどむつかしい数字ではないのだが、実際に到達できるのはチームで4,5人しかいない。ひどいチームになると3人というのもあるぐらいだ。
なぜ全員が規定打席に到達できないのか。選手は成績が悪ければ交代される。または違う選手にチャンス(出番)を回され控えにまわる。怪我をして試合に出れない。など理由はあるが、その状態が続いているということはレギュラー選手でないことを意味する。
逆に規定打席に到達したということは、毎試合出続けているということを意味するので、そのチームでレギュラー選手になれたと言ってもいいのだ。
レギュラーじゃなくてもいいじゃないという見方もあるが、選手である以上はレギュラーとして出続けたいし、選ばれし環境(プロ野球)の中でレギュラーということは、一流の証なのだ。
そして大田選手は巨人ではレギュラーをとれなかったが、今年日本ハムでレギュラーをとることができたのだ。
成績は、115試合に出場し、打率2割5分2厘、14本塁打、39打点。
ホームラン打点ともに自身の過去最高記録を更新したそうだ。
これでますます、巨人は若手を育てられないと言われる。と一瞬頭をよぎった。(笑
ただ、うがった見方をすると
それまでの指導や本人の努力があったからこその活躍であって、決して巨人が若手を育てなれないという訳ではないとも言える。
今シーズン巨人に、118試合に出場し、打率2割6分2厘、14本塁打、58打点の選手がいた。
ちょうど今年の大田選手の成績に似ている。
ただ打席数が424と規定打席に僅かに到達できなかったんですが、この選手が誰かわかりますか。
正解は村田選手。
もちろんリーグも、チームも違うので一概にはいえませんが、大田選手が1年間プレーして収めた成績は、巨人ではピークを過ぎた36歳のプレーヤーと同等程度だったということ。これでは大田選手が1年間試合に出してもらっても、巨人でレギュラーをとることはむつかしかったかも知れないですね。
ただ環境が変わり、力を発揮できたことはいいことだ。大田選手はまだ27歳。まだまだ伸びしろがあるはずだ。来シーズンさらなる飛躍を期待したい。そして村田選手36歳。伸びしろはないかも知れないが、まだまだ頑張っていただきたい。
現実的に企業ではトレードという制度はない。環境を変えることを希望する人は自らが転職することになるが、保守的な日本人には向いていないとの見方もある。
もし企業間で人材のトレードというものが成立したら、人材の流動性もでき、お互いの会社にとって有益な成果がでるかも知れないなんて思ったのは私だけだろうか。そんな1日だ。
TKAgent
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