最近「グレイテスト・ショーマン」の評判が良いが、やっぱりこの時期は映画ドラえもん。
▼のび太の宝島
子どもがいないレイトショーで、ビール片手にドラえもんの映画を大きなスクリーンで観る。
飲み過ぎるとトイレが近くなるので普段映画を観る時はビールは飲まないが、公開1週間後にアニメのレイトショーとくれば場内は貸し切り状態。
殆どだれもいないので、ど真ん中の席を陣取り、ゆっくりビールが飲める。まさに1年に1度しか出来ない映画館での楽しみ。
”あったらいい”じゃないが、もう少し気楽に映画館で、ビール(アルコール)+レイトショー(映画)などの工夫があっても良いと思う。
もちろん飲み過ぎはよくないが、今の座席配置だと端席以外トイレに行きにくい。でも真ん中で映画を観たい。そんな願いを叶えて欲しい(笑
さて近年映画ドラえもん興行収入が良いんだとか。今回も興行収入更新間違いないそうです。
実は映画ドラえもん、声優陣が変わったことで一時期苦戦していたのだとか。
確かにアニメの声が変わると物凄い違和感ありますよね。
そのせいで今までのファンが一時離れてしまった。これはしょうがないのかもしれない。
それでも過去の作品をリバイバルしながら、今までのファンも引き止めていが、それでは興行収入は思うように伸びないのは容易に想像がつく。
しかしここに来てやっとオリジナル作品が続いている。そして興行収入も良い。
オリジナル作品が続く理由は、新しい声優陣で育った子ども達が大きくなり、自然と新しいドラえもんが受け入れられたということが一番大きい。
主要顧客層がやっと育ったのだ。
育ったといえども小さい子どもだけで映画館に行くのには無理がある。
そこでオリジナル映画でも、親世代に楽しんで貰える仕掛けを心がけていることだ。
それは過去の作品を彷彿させるシーンやキャラクターをちょい役で登場させるという仕掛けがあるのだ。
前回の作品では、ゴーヤゴーヤ星の動物パオパオや大王イカが出てきた。
▼ドラえもん映画「のび太の南極カチコチ大冒険」大人の楽しみ方。
ちなみに今回は、序盤のシーンでのび太自らが約束を破ると「鼻でカルボナーラをを食べる」と宣言してしまうシーンがでてくる。
実はこれ第1回目の「映画ドラえもんのび太の恐竜」の回で、約束を破ったら「鼻でスパゲティを食べる」と宣言してしまうシーンとかぶるのだ。
しかし今はオシャレにカルボナーラ。
ちょっとこれはマニアっぽい側面もあるが、そんな過去の作品を彷彿させるシーンを思い出す仕組みは親世代だけでなく、過去のファンが宝探しをする感覚で戻ってくる仕組みでもあるのだ。
ミッキーマウスやキティーちゃんのようにあまり声を発さないキャラクターは、そのままでもキャラクターとしての資産価値を保つことができるが、ドラえもんのようにアニメでのキャラが先行しているキャラクターの場合は、声も重要な資産価値であることを改めて思い知らされた結果だろう。
そういう意味では、アニメキャラの場合は新しい声を浸透させるために、最低でも10年程度は覚悟しないといけないのかも知れない。まだまだ沢山ある日本のアニメキャラクター。どうなっていくのでしょうか。
TKAgent
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