上の表は第99回大会の甲子園の日程表だ。
今年は100回記念大会で出場校が増えたため、17日間といつ日程で行われたが通常は15日間で開催される。
一回戦から決勝まで勝ち進んで行くと6試合もある。
表の見方は、開幕直後の対戦カード1、2に入った場合、勝ち上がったチームは2回戦の対戦カードAの試合に入るという具合だ。
準々決勝の対戦相手は、改めて抽選となり表の組み合わせ通りにはならないが、試合間隔はそのままなのでこの表を用いて説明したいと思う。
なぜこの表を作ったかというと、勝ち進むとどれぐらいの間隔で試合が行われているのかを表したかったからだ。
仮に開幕直後の試合、一回戦の1番のチームは勝ち続けると
一回戦から二回戦までの間隔 6日
二回戦から三回戦までの間隔 2日
三回戦から準々決勝までの間隔 1日
準々決勝から準決勝までの間隔 1日
準決書から決勝までの間隔 0日
この間隔になる。
また1回戦最後に登場する、34番(または33番)のチームは勝ち続けると
一回戦から二回戦までの間隔 3日
二回戦から三回戦までの間隔 1日
三回戦から準々決勝までの間隔 0日
準々決勝から準決勝までの間隔 1日
準決書から決勝までの間隔 0日
という間隔になる。
何が言いたいかというと、今話題に上がっている、投手の球数制限をしたところで意味がないということだ。
意味がないというのはちょっと語弊があるが、試合間隔と共に議論されないと意味がないことが分かるだろう。
逆に試合間隔が中5日、または6日開けば、ある程度予定より多く投げても次の試合まで回復はするだろうとも言われている。(個人差はあれど)
応援団などの滞在費や移動費の問題もあるが、3回戦(ベスト16)以降は、思い切って中6日にして、週末(土曜日)に甲子園大会を開催したらどうだろうか。阪神タイガースも平日は甲子園で試合出来ますしね・・・