友人や知人は人の親になっている人が多く、ちょっと前までは、いかに自分の子供が天才かという話をしてきたかと思えば、最近は子供の愚痴が多い。ついでに嫁さん。最後に家か学資ローンの話と、お決まりの3本ワンセット。まぁ他人の子供ほど興味がないのは、独身者共通の思いのような気もするが・・・(笑
たまに痛風ですと、健康被害を訴えビールを飲まないやつもいるが、足ではなく、あなたのお腹の出っ張り具合をみれば、痛風の可能性が高そうなのは自然と分かるよと、爆笑になるのはお決まりのパターン。
なぜかハイボールを飲みながら、唐揚げを食べるところは理解に苦しむ。(笑
さて、私は弁護士でも人の親でもないので、子供が起こす犯罪に直接の関わりはない。皆さんの話を聞くと、中学生や高校生になると多感な時期がゆえ、親の想像を超えることをしてくるそうだ。
グイッと一杯飲んだ後、「子供には参った」って、言ってくる。で、だいたい話を聞くと、その親も同じことを子供の頃にしているというのは良くあるケースで。
やっぱりキミの子だね。と笑ってさらにお酒が進む。ここまでは平和だ(笑
しかし親を悩ませる一つに、万引きがある。
窃盗に変わりはないのだが、未成年の多感な時期がゆえ、社会的に許される風潮があるのも事実だ。それが万引きという言葉に変って、その名が今も根付いている。
ある親御さんから最近はその風潮も変ってきていると話を聞くことができた。
何々と聞くと、その方の知人の話をしてくれた。
万引きすると、万引きした商品を弁償する必要がある。いわゆる買取りを行うケースが増えているというのだ。もう一つは、盗られた側も容赦なく被害届を出すというケース。
当たり前といえば当たり前なのだが、それこそ一昔前はお店側も、まぁまぁ多感な時期ですからと、親が呼び出され、こっぴどく怒られ、最後は許されていたのが、そうではなくなってきているんだとか。
ただそんなことを繰り返していると、ある日警察から電話が掛かってくるそうです。
「保護者同伴で、ちょっとお話を聞きたいので、いついつ来られますか」とまさかの警察からアポイント。
知人の話だと、しかもクソ丁寧にかけてきたとのこと。
もちろん、かかってくる直前に、子供が悪いことをしていたので心当たりはあったようだが、まさかのお呼び出しとは思わなかったようだ。
後日、警察署に向うまでそれほど重要なことだとは思わなかったが、警察に行くと詳しく事情を聞きたいと親子別々に話を聞かれたそうです。
しかも親の承諾を得て、子供の指紋やDNA、写真などを撮影させられたとのこと。
親も初めてのことなんで、ええええ。って。思ったらしいですが、万引き=窃盗 とやっと理解した瞬間だったそうです。
「最後にあとは家庭裁判所から連絡行くかも知れませんので。。。と」
そうなんです。
本人=万引き 、 世の中=窃盗
万引き=窃盗=警察事情聴取⇒家庭裁判所
という公式が成り立つんです。
その後どうなったかはわかりませんが、知人が実際に警察で書いた書類の写真を貰ったと見せてくれました。
15歳でも悪いことするとガチ警察のご厄介になりますので、万引きぐらいと思わず、子供の小さな心の変化には気をつけてあげて欲しいと思う今日このごろです。
TKAgent
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