物欲。ものがほしいという欲求。
一度スイッチが入ってしまうと、こいつと戦うのは相当厄介だ。
特に手に届くものは、いま買おうか、どうしようかものすごく悩む。
毎日写真を撮ることもないのに、最近なぜか新しいカメラが欲しくてたまらない。(笑
いまメインで使っているのはiPhone6sの内蔵カメラ。綺麗だし満足もしている。
この前友人たちと久しぶりに遊びに出かけて、ミラーレスカメラを持参して写真を撮ったら、やっぱりミラーレスの方がバツグンに綺麗なのだ。
んん。新しいカメラ欲しいかも・・・って物欲スイッチがONに。
でもカメラは持っているし、壊れたわけでもないので買い換える必要性はない。
しかし物欲スイッチがONになってしまうと、買う理由を天使が教えてくれるのです。
「新しいカメラだと写真がもっと綺麗に撮れそうだよ・・・」
耳元でそっと天使がつぶやくのです。(笑
はい。撮れるじゃなくて。撮れそう・・・ですよって。
そしたらもうひとりの天使が「ばーか。お前センスないんだから、カメラ替えても写真は上手くならないぞ。だいたい構図や光が大事だろう」っと真っ当なことを言ってくれるんです。
そしてネットサーフィンしている端末のiPadの画面に映し出されたカメラと、にらめっこがはじまるんです。
もちろんお薬やっているわけではありませんので、言葉も降って来なければ、天使もいません。(笑
葛藤です。
何かの本で、人は欲が出てしまった時点で負けなのだ。仮にその欲を埋めることが出来ても、また次の欲が出てくる。と書いていたのを読んだことがある。ならば、当分この欲と戦って収まるのを待つほうがいいのかと立ち止まっている。
カメラも新しいに越したことはありませんが、今あるのでも十分使えるし、iPhoneがあるから普段は持ち歩かないし、何より先に学ぶべきことは他にも沢山あるだろうと。。。今
ちゃんとF値とか理解してからでも遅くないよって。そしたらレンズが欲しくなった。(大笑
物欲にまけ、いつも窃盗しちゃっう息子を、警察に迎えに行く知人の苦しみを考えると欲はつきないものだと改めて感じた。そんな1日でした。