時代と共に町の景観が変わることは自然だ。
駅前の商店街も今やシャッター商店街となり、賑わう姿はない。
高度経済成長を支えた町の商店街。消費者の生活サイクルがかわり、一時大型店に客足を取られたことが崩壊の始まりだったのかもしれない。
しかしこの時点でなにか商店街として明確な戦略があれば生き残ることができたのかも知れないが、多くの商店街は生き残れなかった。
しかし今でも商店街の名残は存在する。
その一つがアーケードだろう。
全ての商店街にアーケードが設置されているわけではないが、ちょっとした商店街では必ずといっていいほどアーケードが設置されていた。
時が経ち、商店街としての機能をなくした通りでアーケードは必要ないのだろう。
老朽化で撤去されている姿をみると、そこに昔商店街があったことさえ忘れてしまうのかも知れない。
そんなことを思った1日だ。