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アイデアブログ

時代と共に変わる休日。変わらない休日。

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お盆=夏休み。
すでに日本では定着したイメージだ。
ゆえに多くの企業が8月の中旬に連休を設定している。

一説には、高度経済成長で出稼ぎに来ていた人が、お盆(旧暦)に帰るので連休を設定するようになったとも言われている。

もともとお盆は仏教の考えで、神道の家の人には全く関係ない。また新暦でお盆をしている地域の人に取っても、旧暦のお盆の時期は全く関係ない。つまりこの時期はただの夏休みという人も多いだろう。

だったら夏休みは分散した方が良いという議論は、以前からされているが、一向に進まないのは、皆一緒じゃないと安心できないという教育の賜物だ。

昨年から始まった山の日という祝日。
いまさら夏休みを設けている企業が多い8月に、祝日を設定する必要はあるのかという議論はあったものの、海の日が出来たから、8月は祝日がないからと、いつの間にか8月にも祝日が出来た。

まさに山の日に代表される祝日は、時代と共に変わる休日なのだ。
そして時代とともに出来た8月の夏休みは、ずっと変わらない休日なのだ。

数年後に迫っている、天皇陛下の生前退位。

過去の祝日をみると、現天皇陛下の誕生日は祝日となる。ゆえに現在の皇太子殿下が天皇に即位された時は、お誕生日の2月23日は祝日になるはずだ。
そして平成天皇が退位すれば、12月23日の天皇誕生日は祝日でなくなるはずなのだが、昭和天皇のときのように、名前を変えて祝日になるのだろうか。

祝日を増やすことによって休日が増えることはいいことだ。しかし有休取得率の悪さは、会社の体制だけでなく、こう言った祝日絡みによって、他の日を休めないという風潮もあることも事実だ。
祝日を増やすことでお休みを変えるよりも、生活や仕事のライフサイクルによって休日が取れる社会を目指したほうがより良い選択だと思うのは私だけだろうか。

そんなことを感じた1日だ。

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