誰かだれか叶えてくれたら嬉しいな。たまに本や食べ物、お仕事のことも書いたりします。

アイデアブログ

SNSで夢を叶える ゆうこすさんの著 読書感想文

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著書のゆうこすさん。Instagram、Twitter、LINE@、YouTubeなど、あらゆるSNS(ソーシャル・ネットワークサービス)を利用しファンを広げているモテクリエイターだ。

モテクリエイターとは、「モテをクリエイトする人」「モテたいと思っている女性の背中を押したい」そんな気持ちから彼女が考えた職業だ。
SNS上で、可愛く見える方法や、モテる仕草、綺麗になる商品などを紹介している。
実際に彼女が紹介する商品やサービスは飛ぶように売れる。このような影響力のある人を、インターネットの世界ではインフルエンサーと呼ばれている。有名人なのだ。
と言っても、私は彼女の存在を全く知らなかった。

実際本屋でも表紙に可愛い子が写っているからという理由だけで、本を手にとったわけだ。
もちろんタイトルも気にしながら・・・(大笑

さらっと立ち読みしてみたら、題名は「SNSで夢を叶える」とあるが、この本は紛れもなくSNSのビジネス書といっていい内容だった。
もちろんSNSの運用に正解はないが、SNSを運用している人は一読の価値はアリだと思い、このブログで紹介することにしました。

SNSの特性を理解する。

ゆうこすさんは、SNSは特性を理解して運用しないといけないと言っている。
もう少しわかりやすくいえば、同じ内容を違うSNSに投稿しても、意味がないと言っているのだ。
例をあげればTwitterと Instagram。私の認識だとTwitterは文字。Instagramは写真。その程度の認識だ。機能として、どちらかで投稿すれば同じ内容をもう一つのSNSに共有できる機能があることぐらいは知っている。

しかし、Twitterと Instagramではそもそもメディアとして違うので、同じ内容を投稿してもダメだと言うのだ。

Twitterは、共感・拡散型メディア

Twitterは、共感・拡散型メディア
Instagramは、検索・深掘り型のメディア

だと、ゆうこすさんは言っている。

TwitterはRT:リツイートという機能がある。
これは自分のフォロワーが、ツイートをみて、「そうだよね。」「そうだ。」と共感を得るとRTしてくれ、情報が一気に拡散していく。
RTされると発信元が誰なのか。「こいつは面白いぞ。」「ためになるぞ。」となればフォロワーが増えていく。そういう仕組なのだ。

つまり共感をするようなことをツイートし、拡散をしていくことがTwitterのフォロワー数を増やす方法だと言っている。

ネガティブな発言をする人もいるが、これでは皆から共感を得られない。
またネガティブな発言はSNS上に敵を作りやすいとも書いている。
もちろんSNSをやる上で敵がいないということはないそうだが、圧倒的にポジティブな発言が中心の方が敵は少なくてすむ。この敵は相手の顔が見えないだけに、SNSを始めたころはその発言で傷つくこともあったのだとか。

だからと言ってファンや身内向けに発信している内容では、フォロワー数は増えない。
あたりまえだが、身内ウケの投稿では共感を得られることは少ないからだ。企業のお知らせが共感を得られないことは言うまでもないだろう。

ただし、これはSNSを使ってファン(フォロワー)を増やして、夢やビジネスに繋げるためであって、決して仲間うちでの使用方法を否定しているわけではないことは付け加えておく。

Instagramは、検索・深掘り型のメディア

Instagramは、Twitterの写真版と勘違いをしている人もいるが、実はInstagramは2200文字まで文字入力ができるのだ。なんと一つの投稿で入力できる文字数はTwitterの10倍以上。ちょっと驚きですね。
しかしRTの機能はなく、共感を得て拡散されることはない。
その代わりと言ってはなんだが、2200文字まで入力できるので、写真の説明をしっかり書き添えることができる。これはちょっとした雑誌のワンコーナーのような使い方ができるというのだ。しかし、多くの人は写真を載せることだけに注力しすぎて、説明文が圧倒的に少ないという。これでは2200文字入力できるSNSの仕様を上手に活用できていないとゆうこすさん言う。

最近10代、20代の女性はGoogleで検索(ググる)するよりも、Instagramで検索して商品を探す人が多いというのだ。

私は40代オヤジだが、食べ物屋さんはInstagramで検索してから、必要に応じてお店情報をググったりしている。商品は違うがアプローチ方法は同じだと思う。それぐらいSNSで検索するという行為が身近になったとも言える。

つまり、Instagramは検索してさらにほかの人の情報を探すという、まさに深掘り型のメディアと言えるだろう。

ゆうこすさんは、Instagramは自分が編集長で雑誌をつくるような気持ちで運用すると良いとも言っている。この方法が深掘りしてきた消費者の心を捉えるようだ。
だから載せる写真も統一性を持たせ、スクショ(最初に表示させる写真)の重要性を問いている。ゆうこすさんは、実際に1アイテム、30分も時間をかけて撮影することもあるそうだ。

次いで検索をする際に必要なハッシュタグ(#)は、最大30個までつけることができるので、興味があるキーワードで引っかかるような仕組みづくりも大事。RTがないので、これを怠ると検索で引っかからない。

こちらも仲間内だけならそこまでしなくても良いのかも知れないが、興味のある、知らない人にたどり着いてもらうためには重要なアプローチ方法だ。

まとめ

TwitterとInstagramの内容を一部抜粋したが、これだけでもメディアとして違うことがわかだろう。著書にはブログやLINE@、YouTubeなどについても解説している。まさにSNSの教科書だ。

SNSを駆使すれば、個人(小さな会社を含む)でも、テレビコマーシャルを流さなくても広告できる時代が来ている。多くの人に知ってもらうことが夢を叶える方法の一歩であることはいうまでもない。

先日YouTube再生回数194回を誇る動画コンサルタントの中小企業が活用する無料動画広告の仕方というセミナーの案内が流れてきた。正直そのセミナーに行くなら、本書をとって隅々読んだ方が参考になることはいうまでもない。

是非ともSNSを利用してビジネスに繋げたい方には必見の1冊です。

まずは自分のInstagram整理しよう。

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