茶碗に軽くご飯をよそい、形状に添ってしゃもじでご飯を広げる。開いた中央に好きな具を入れ、蓋をするようにご飯をよそう。
ラップを適当な大きさに切って広げたら、ラップめがけて茶碗をひっくり返す。
ご飯の重量とひっくり返そうとする勢いでラップの上にご飯が落ちる。
粗熱がとれるまでそのまま放置し、頃合いを見計らってラップで包む。
最後に三角の形にすればおにぎりの完成。
手に触れることなくおにぎりを完成させるこれが、私のおにぎりの作り方だ。
塩をつけて直接握る人もいるだろう。
お店のようにビニールの手袋をして握る人もいるだろう。
ラップだけで全てを完成させる人もいるだろう。
身近な食べ物だけに、どの握り方がいいのだと議論されることも少なくない。また握り方以外に議論されるのがおにぎりを包む素材だ。
こちらはラップ派とアルミホイル派で分かれる。
アンケートなどの結果(理由)をみると、最もらしいことが書いてあるが、大半は理由などもなく、親の世代から引き継いだその家庭の暗黙のルールのような気がするのは私だけだろうか。
わたしは理由なくラップ派だ。
あえて後付で理由を考えるなら、食べ終わった後、ラップの方が小さくたためるという点ぐらいだろう。といっても、ラップもアルミホイルもゴミになることには変わらないので、さほど大きな理由にはならない。みなさんはラップ派?アルミホイル派?どっちですかね。
ついでに議論がされるのは海苔問題。
海苔を最初に付ける(巻く)派と後からつける派。ついで、わたしのように海苔は付けない派。がいるのだ。
中身の具で、つける、つけないと変わる人もいるかもしれないが、ラップ派、ホイル派についで派閥が存在する。シットリした海苔が歯や上あごにつくので、わたしは後付でもなくつけない派だ。
最後におにぎりといえば、中身の具は何が好きですか?ということにつきるだろう。
梅ぼしに鮭。昆布におかか、シーチキンマヨネーズなど定番のものから、最近は卵の黄身を醤油漬けしたものや、ネギトロまで。
ご飯に合えばいいのだから大抵のものは具としてあうわけだが、コンビニの新商品開発には毎度驚く。
そういえば私の最近のお気に入りは、梅干しとおかかフリカケをミックスしたもの。
おかかフリカケは、おかかを醤油と味醂で味付けし軽く炒め白ごまをまぶした、甘めのフリカケ。しっとりとしていて、それだけでもおにぎりの具になるのだが、あえて酸味のある梅干しを入れることにより大好きな、甘じょっぱい具が完成したのだ。
最近はこのミックスパターンが一番好きだ。
さぁいよいよ衆議院も解散。スタッフは忙しいなか、おにぎりでお腹を満たすのか。
おにぎりに例えるならば
定番の梅ぼしや鮭が単独で勝つのか。
それとも梅おかかのようなミックス(連立)が勝つのか。
黄身を醤油漬けのような新参者が勝つのか。
目が離せない1ヶ月になりそうだ。