最近は耳かきをする必要がないといわれている。
なぜなら耳垢は、耳かきをしなくても体外に出る仕組みになっているからだ。
しかし耳かきの快感を手放せない人は沢山いるだろう。私もそのうちの一人。
とにかく”耳かき”は気持ちいのだ。
慎重に、丁寧に、耳かきを行っていれば、耳自体を傷つけることはないが、だいたいその魔法にとりつかれると耳を正常な状態に保てないぐらいかいてしまう。
次に、耳を傷つける恐れがあるからといって、綿棒に切り替えて耳掃除をする人がいるが、綿棒で耳を掃除すると耳垢を鼓膜近くまで(耳の穴の中まで)押し込んでしまい、それもよくない。
ご存知の人も多いと思うが、人が音を認識するプロセスは実は複雑だ。
でも、まずは鼓膜が振動しないと音が聞こえないということぐらいは、みなさんも何となく知っているだろう。
まさに最初のファーストステップは、鼓膜が振動することが重要なのです。
つまり耳垢を中に押し込んでしまうと、耳の穴を塞ぎ、鼓膜の前に壁が出来るような状態になるため、鼓膜が上手く振動せず、音が聞こえない状態になってしまいます。
そんなことも気にせず、綿棒で一生懸命奥に追いやっているのです。
もちろん完全に聞こえないわけではないが、ちょっとこもった感じに聞こえるときは、耳垢、またはゴミを押し込んでいる可能性が高いかも知れません。
そのまま放置すると耳の奥で固まってしまうことがあるので、まずは耳鼻科で診てもらうのが一番だ。
決して自分で耳かきを用いて、奥まで突っ込んではいけない。
皆さんも耳かきには注意してくださいね。
と耳鼻科で言われたことをそのまま書いときました(笑