クリスマスが終われば街の装いも、洋から一気に和へと傾き、年末特有の雰囲気をかもし出す。
パンダのシャンシャン誕生で賑わいを見せている上野界隈の年末の風物詩といえば、アメ横だろう。
予定調和のように流される年末のニュース番組にアメ横の名前が出ない日はない。
アメ横に行ったことがない人でも名前ぐらいは聞いたことがあるだろう。
以前年末のアメ横に行ったことがあるが、本当に動けないぐらいの混みようだった。
人が集まるところは活気に満ち溢れていて良いが、買い物をする身としては少々困るレベル。
ということで、最近は混む前にアメ横に行く。
お目当ては小島屋の剣先するめ。
この時期は普段よりちょっと大きめの剣先するめが手に入るので年末は必ず買いに行く。
お店の人に聞いたら、夏場は基本的に大きいのが入らないので大きいのが欲しい時は年末が狙い目。
去年は不漁ということであまり良いものを買えなかったが、今年はそんなことはなさそうだ。
結構大きいのが揃っていた。
▼ざっと30cmぐらい。お値段もその分高いですが、味は抜群。
そのまま出しておくとカビがついてしまうので、保存は新聞紙にくるんで、冷蔵庫の野菜室が基本。
そのぶん小島屋の剣先は柔らかく風味がいい。
火を入れすぎると、イカの甘味を感じなくなるので、火の入れ方には細心の注意が必要。
まさに炙る程度が丁度よい。
この甘い剣先するめを食べたら、もうほかの剣先するめは食べられません。
この時期にしか程よい大きさの剣先するめはでませんので、ご興味のある人は、どうぞ試してみてください。