先日カールの東日本地域以東での発売終了が発表された。
題名の「それにつけてもおやつはカール」は、子供の頃よく聞いたCMのキャッチフレーズだ。聞いたことがある人も多いだろう。
販売終了の影響か、私は日本語入力システムにGoogleToolbarを使用しているのだが、それにつけても・・・って入力していくと、「それにつけてもおやつはカール」って変換できるのだ。最近、どれだけ皆さんが入力したのか・・・(笑
さて、以前読んだ記事に、スナック系のお菓子には、カールのようにとうもろこしを主原料とするお菓子と、じゃがいもを主原料とするポテトチップなどがあると書かれていた。
とうもろこし系のお菓子はじゃがいものお菓子に比べて、製造マシーンが特注であること。原材料を主に外国から調達していて為替差損によってコストが変動すると書いてあった。
なるほど。
確かにポテトチップの場合は、形状はほとんど変わらず、味付けの工程でパウダー状のものをふりかけていることは容易に想像できる。生産計画を立てれば、一つのマシーンで複数のポテチが出来るし、廃盤になったお菓子のラインを使用することも出来るかも知れない。
しかしカールのような形状のお菓子は、カールの違う味付けには使用できるが、カール自体が廃盤になると、同じとうもろこしが主原料のお菓子には転用すらできないのは容易に想像できる。
まぁ生産設備だからコロコロ替えるものではないと思うが、メーカーとしては転用が効くのであれば再利用はしたいところだ。
そしてもう一つの問題は、原料の調達コスト。
そうなんですよね。物流って目に見えないから、消費者は何となくタダみたいに感じてますが、人やものが動くって、移動にかかるお金(ガソリンや電車賃)や運ぶ人の人件費を企業が負担しているんですよね。
やっぱり、沢山売れればその分まとめて配送できるが、徐々に売上が下がるとまとめて配送もできなくなりコスト高になってしまいますね。カールも愛媛の明治の関連会社の工場で製造するので、確かにここからでは東日本への配送コストは馬鹿にならないです。発売が中止になるのもわかります。
よく、ネット通販でも、送料が込みなのか、そうじゃないのかで、結局高いのか安いのか、カゴに入れて最後計算するまでと分からない時ってありますよね。
何となく送料取られるのが、損した気分になったりして・・・だから最初から送料込みにしているのもありますが、日本も広いので送料を均一表示にはしにくいですね。
これも消費者が騒ぎ出すと、消費税のときのように、表示義務が税込み表示なのか、税抜き表示なのかどっちかに統一しなさいとか義務付けされるんでしょうかね・・・
まぁそんなことを考えつつ、早速カールを食べながらこのブログを書いています。
もしかしたら、これが人生最後のカールになるかも知れないなと思ったそんな1日です。