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アイデアブログ

上田惣子さん 自営業の老後(マンガ)の読書感想文

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いや。ジャストな悩み。

 

そうです。10年も自営業者やっていると、リアルに感じるんですよ。

 

老後が・・・って(大笑

 

普通に生きていれば、人生70年80年って言われていますが、医療も発達し、病気にならなければ90近くまで生きますからね。

 

著書の上田さんも自営業者なのだが、順風満帆に来た自営業も、あることがきっかけで下り坂に差し掛かっていく。やば。老後・・・。どうする。・・・

そんな中一人の編集者さんが、「自営業者の老後」ってテーマで本書きませんか。

一緒に老後の乗り切り方を考えましょうと言われて作ったのがこの本だ。

世の中には会社員の人が多いとは思いますが、この本で自営業者の世界をちょっとだけ垣間観てみませんか。

 

それでは早速ご紹介。

 

自営業者に定年はない。一生仕事ができる。

反面仕事の依頼が来なければ無職。

完全に依頼がなくなったら廃業

 

まぁ当たり前といえば当たり前ですね。

 

会社員でも倒産すれば同じかなと思う人もいますが、

 

ちゃんとした会社であれば、雇用保険を払っているので

一定期間は、収入の何%かお金をいただくことができます。

 

とくに倒産の場合は自己都合じゃないので、確か翌月ぐらいからお金が貰えるはずです。

 

でも、自営業者は廃業=完全無収入 となるわけです。

 

ちなみに怪我をしたり、病気になっても、会社員の場合はある程度、お給料は保証されています。(条件がありますが・・・)

 

自営業者=怪我、病気。=仕事できない=無収入 となるわけです。

著書の上田さんも病気になり、そこからお仕事の歯車が狂いだしたそうです。

 

ここまで聞くと、自営業者辞めた方がいいですよね。

 

その反面、ちゃんとした対価の仕事があり、ブラック企業並に労働できれば、普通の会社員よりは確実に収入は多くなります。

 

ただし、普通の会社員ですよ(大笑

 

まぁ、つまるとこ自営業者の老後の不安ってお金なんです。

 

 

自営業者でもちゃんと年金の準備を

いまさら言う必要がないのかも知れないが、

 

会社員の人の年金は、基本

国民年金 + 厚生年金

という構図になっている。

 

すでに10年前から厚生年金の一部を確定拠出年金に切り替えている企業もあるが、ざっくりした考えとしてはいいだろう。

 

自営業者の場合

国民年金 のみ

 

で、これすら払っていない人がいるって。ある意味スゲーな。

 

これには一つ理由がある。

自営業者は国民年金以外に年金を支払う義務がないからだ。

会社員だと、半分は事業者負担で、厚生年金を支払う義務がある。つまり給与から引かれる。

老後確実に貰える年金の額が違うのだ。

こんな不安(お金)を解消するのに必要なことは何か・・・

それはお金を知ることだ。

ある自営業者は、会社員でいう厚生年金の部分を

  • 確定拠出年金(年金)
  • 小規模企業共済(これは自営業者だけが入れるもので廃業すると、条件付きだが利子がついてお金が戻る。退職金のようなもの。)

で、カバーしているという。

あとは、怪我や病気などの場合を想定して、対応する民間の保険に入っている。

 

会社員ではないので、会社員と同じサービスはうけられないが

同等のサービスを選んで不安をなくすという方法

を取っている。

それほど難しい話ではないのだが、取材してみて自営業者で知らない人も沢山いるって書いてあった。

また保険や年金は、必要経費として認められるので税金を計算する時にいいんですね。

だからと言って気をつけた方がいいとも

経費を使いすぎて収入を低く見せると、税金は払わなくて良い代わりに、銀行からローンを組むとき審査が厳しくなるというのだ。

ただですら、自営業者の場合審査が厳しいのに、さらに厳しくなります。

 

著書の経験から、家を買う予定がある場合は、最低でも3年間は収入が、いっぱいありますよ。の方がいいとのこと。

お金よりも信頼

もう一人の人は、まさにお金ではなく、信用によって不安をなくした人のお話。

65歳。家賃タダ。

理由。友だちがタダで貸してくれた。(大笑

つまり、年金 + たまの自営業得た収入で 十分に生活できるというのだ。

 

保険は健康が第一。

だって、なんかあった時って、事故にあったと想うしかないじゃないですか。

でもスポーツクラブは行きますよ。だって身体動かせるし、お風呂タダだし・・・

本。図書館で借りるから大丈夫です。図書館にない本だけ買えば。

驚くべきは、プロバイダ料金(インターネット)はちゃんと払っている。

映画。シニアだから1100円。いいでしょう。1800円だと躊躇するけど、1100円だと気にしないで観ちゃうよ。

一番は家賃という、出費が大きいな金額を信用で解決していることだろう。

 

友だちの信用=不安はなくなる

のだ。

この方のキーワードはまさに友人で、37歳のときに友人をなくされたのだとか。

将来のために貯蓄して我慢して。37歳で死んじゃうやつ目の前でみると、生きている以上好きなことした方が良いんじゃないかという考えに変ったのだとか。

これ以外にも中々ユニークなお話が載っています。

ぜひぜひ、自営業をやることがない人も、自営業に憧れがあるかたも、ちょっと、知らない自営業者の世界を覗いてみてはいかがでしょう。

本はオススメですが、自営業はオススメしません。0年目の自営業者より(大笑

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