自分では作れないけど、あったら欲しいなシリーズは、その名の通り、自分では作りだせないが、あったら欲しいなと思う商品やサービスを書き出すブログ。
マーケット(市場)や価格、流通性と呼ばれる、マーケティングの4Pなるものは全く無視しております。
また時間が経つと、やっぱり要らないなという無責任極まりないものも含まれています。もしかしたら既に商品やサービスがあり、気づいていないだけかも知れません。
知り合いは、リアルに会ったときに突っ込まないでください。(笑
普段の生活で、これがあったら“いいな”を書き溜めることで、最近の商品やサービスに対する、無関心を取り戻せたらと思っています。
アイデアや企画は重要ではないので、これらをヒントにして、誰かがもっと良いもの作ってくれたりすると嬉しいです。
当たり前ですが、ここに書かれたアイデアを試すための許可とかはいりません。誰でも思いつくことですかから、参考になれば勝手に試してください。
また開発後にこのアイデア参考にしたよとか。リリース前のテストに参加してほしいなど、声をかけて貰えれば嬉しい限りです。この辺は時間がある限りよろこんで参加致します。
ということで今回9回目は
洋服コンシェルジュ(街の洋服屋さん)
ちょっと本題に入る前に・・・
以前、街の電気屋さんの生き残り戦略としてこのような事例が紹介されていた。
1.地域密着で電球一つからお届け。交換もする。
2.店舗に家電製品の在庫は極力置かない。
3.お客さんが現物を観たい時は、最寄りの大手家電量販店に行く。
家電量販店と契約?を結んでいるようで、電気屋さんがお客様と店舗で視察することはOKなのだとか。
もちろん、電気屋さんは見学した家電量販店さんから品物を買って届けるわけだ。
地域密着(コネクション)を、地元の電気屋さんが行ってくれるので、家電量販店にとっても、顧客対応コストが掛からず、高確率で物が売れるのだから、嬉しい限りだ。
このあたり、お互いの強みと弱みを補う旨い手法だ。
これに似た方法として次のようなサービスはどうだろうかというのが、今回のあったら欲しいなシリーズ。
その名も、洋服コンシェルジュ(街の洋服屋さん)
ECサイトで洋服を購入することが多くなったが、それでもまだ失敗は続いているようだ。
一つはサイズ。もう一つは洋服を実際に手にとってみられないので印象と違う。これらが原因だ。
実際に洋服は届いてから試着後返却が認められているケースも多く、ECだけで完結するには多少の無理があるようだ。
そこで街の洋服屋さんの出番はないのだろうかと考えた。
* 別に洋服屋さんである必要はないのですが・・・
行うことは
1. お客様のサイズを測る。
2. 顔立ちや体型から見合った洋服を、ECサイトから選んであげる。
3. お客様が気に入ったら、その場で購入してもらう。
これだと街の洋服屋さんは常に在庫を置かなくすむ。
または従来は店舗にある洋服しか提案できなかったが、それ以外にも提案することが可能になる。
という利点が生まれる。
もちろんこの方法なら店舗を構えなくても、相手の自宅に出向けばよいので、個人での開業も可能だ。
顧客は専門家が実寸しアドバイスをくれるのでサイズ選びの失敗が少なくなる。
またECサイトで素人がよくわからないのが素材だ。この辺のアドバイスが事前にあればミスマッチは防げるだろう。
また自宅なら他人の目を気にしなくて良いという利点があるかも知れない。
洋服が必要に迫られて買いに行く男性は、下手にファストファッションで、自分で選んで買い物をするよりも相当マシな格好ができると思う。逆に女性は、男性受けする洋服を選ぶときには、男性目線を入れるという選択もできる。
いまも洋服のECサイトは返却も受け付けてくれるところも多いが、間に1社(一人)専門家を挟むことによるメリットは、メーカーにも街の洋服屋さんにも顧客にも十分にあるといえそうだ。