先週、プロ野球広島東洋カープの新井選手が引退発表をした。
周囲からはまだまだやれるとの声もある中、今後のカープのために今このタイミングで自分が身を引くことが一番のタイミングであるという発言をされていた。
引き際については選手個人の価値観だろう。
ボロボロになるまで自分を貫き通し、どこも契約を結んで貰えないならユニフォームを脱ぐ、そんな美学を全うする価値観もある。
ある解説者がこんなことを言っていた。
「そうであっても、優勝争いをしているこのタイミング言うことはどうなのか・・・」
確かにそうだ。
優勝争いは佳境を迎えてはいる。
昔の価値観でいえば、最後まで黙っているというのが筋なのかも知れない。
しかしクライマックスシリーズが始まり、消化試合がなくなりつつある。
カープのリーグ優勝が決まったからと言って、他の5チームはクライマックスを争う中にいる。
そんな中、功労者とはいえ、セレモニー的要素の強い、引退試合(打席や投球)なるものを行うのはそれこそ相手に失礼となってしまう。
今のシーズンの形式を思えば、1ヶ月前に発表し、試合の展開により代打などで打席に立つということが最善のようにも思える。
正直プロ野球選手の引退試合については賛否が別れるが、ある程度はファンのためにも最後のお披露目する機会はあった方がいいだろう。
今回の新井選手の引退の仕方が、「けしからん」というのではなく、今後のプロ野球選手の引き際の参考になれば良いとも思う。
ちなみにグッツのノベルティは球団(契約)によるが、一定の%は選手に入るので、在庫軽減+選手の売上になるそうですよ(笑
やっぱりそれを思うと、1ヶ月前ぐらいがちょうど良いのかも知れませんね。