聞きたくなくても聞こえてくる。居酒屋で隣に居合わせたお客さんの会話。
そんな中
「最近の若いやつは・・・」
まぁいつの時代にもつかわれる枕言葉。
・根性がない。
・辞めちゃう。
・キツイこといったらすぐ泣く
話を聞いていると
注意したぐらいで泣くような女だからすぐに会社を辞めるんだ。と言うことを熱く部下に語っていた。
そして俺らの時代は、と続く・・・
若い人だって筋が通っていれば、怒られたぐらいで辞めたりはしない。つまるところ何かがあったのだろう。
ことの真実はわかりませんが、辞めちゃった子を指導する技量が自分にはなかったんだと反省はしていないご様子。
その人がトイレに立った後、部下らしいメンバーが
「自分のいうことを聞かないからって、アイツが駄目なやつとレッテルを貼っている、お前が駄目なんだよ」と言っていたのは印象的でした。
自分のいうことを素直に聞く人だけを指導と間違えてしまうのは誰にでもあるかも知れませんが、そんな典型だったのかもしれません。
結局その呑みに付き合っている、部下も、心の中じゃめんどくせーなって思ってるかもしれませんが・・・
もし部下の教え方に悩まれている人。この本なかなか良ったです。
ANAの教え方。参考にする価値ありです。
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