リアル店舗でしか洋服を買ったことのない人にとって、ズボンの裾上げは店員さんにお願いをして調整してもらうという意識が強い。
ゆえに自分のウエストサイズは分かっていても、股下サイズを分かっていない人は多いだろう。
私は店舗に出向いてお気に入りの1枚を見つけるというほどオシャレではない。
どちらかというと必要にかられ、まぁこれでいいか。この辺がいいかな。といった感じで洋服を買うことが多い。
最近はどのブランドもオンラインで購入できるようになってきたので、わざわざ店舗に出向かなくても購入できるのは嬉しい。
とくに店員さんに付き纏わられるのが嫌な人にとっては、このサービスは嬉しいが、難点は試着が出来ないということだ。
そして試着ができない一番の問題点は、買うときにズボンの裾を調整してもらえないことだったりする。
しかしよくよく考えれば、お腹周りは太ったり痩せたりすることはあっても、大人になれば足が伸びることはない。
それを考えると股下の寸法ぐらいは知っていても良いのだが、皆さん自分の股下サイズ知っています。
なぜ知らないかといえば、いつも店員さんに調整してもらうので、知る必要がなかった数字なのです。
ただオンラインで注文をするとそういうわけにもいかない。家に店員さんはいないから。
当たり前だがズボンをオンラインで頼んで、そのままの寸法で履ける人はいないだろう。
そのためサイトでは裾上げサービスまで付加されていることが多い。
裾上げサービスを頼むには、股下サイズを入力しないといけないと仕上げてもらえない。
これからリアル店舗よりもさらにオンライン店舗の方が充実するだろう。
それを思うと男性もウエストサイズだけではなく、股下サイズを一度調べて覚えて置く方が便利だ。
それにしてもやっぱり凄いですね。アパレル通販王者ZOZOTOWN。
ZOZOスーツなるものを配布し、自分のサイズ(パーツ)を測定できるようにするのだとか。
しかもこれを無償で配布するというのだから驚きだ。
これからは自分のサイズを知って、それにあった洋服を選び時代になるようだ。
今後洋服は、店舗に出向いて試着をし購入するのではなく。
試着できるもの(身体にあったもの)を、多くのブランドの中から選ぶという方向になっていくのかも知れない。
この逆転の発想こそが、多くのブランドを取り扱うZOZO強みだということはいうまでもない。
http://zozo.jp/zozosuit/
参考
ズボンの股下サイズの測り方
股の縫い目の交点部分から裾までの寸法。
洋服用のメジャーがない場合は、
糸やオーディオケーブルなど長さをあたり、その後、糸の長さを30cm定規など測定すれば良い。
赤い線の部分が股下寸法。
ブランドのサイトでも紹介しているので、購入するブランドのサイトを参照にするとよい。