企業間の取引では、目の前の人だけがお客さんだと思ってしまう。
よく考えれば当たり前ことなのだが、お客様の先にはお客様がいる。
今日はそのことを忘れている会社とは付き合わない方がいいというお話。
先方も悪気はないのかも知れないが、「大丈夫。できると思う」と快い返事をくれる。
こちらもお客さんに、「納期大丈夫です。任せてください」と良い返事をする。
そのお客さんは「この日に部品が入ってくるなら、装置に組み込むことができるね。お客さんにいい返事ができたよ」と喜んでくれる。
最後のお客さんは、部品が届く日に取付作業の工程を組む。
でもこれを一瞬にして困らせる人たちがいる。
「そんな納期じゃ出来ないよ」
どこのお口言っているのかな・・・
オイオイ。最初にできるって言ったの、お宅の会社じゃ、ないんかい・・・
「だったら、いつできるんですか」
「来週以降なら・・・」
それじゃこの後の工程組めないんですよ。。。
きっとこの会社は仕事が欲しくて、とりあえず受注はしたものの
キャパオーバーだったようで、納期の変更をしてきたわけだ。
アクシデントは付き物だが、お客様の先にはさらにお客様がいて
その先にもいることは普通だ。
きっとこの会社は目の前の会社しかみていないのだ。
会社と社会
切っても切れないんですね。みんな繋がっているのだ。
全てがこの1社の対応で、アタフタする羽目になる。
お客様の先にはお客様がいるということを忘れてはいけない。
そんな1日です。